プログラム概要

世界の課題解決に貢献するAmbitiousリーダーを目指す諸君を北海道大学をあげて支援します

21世紀に入って、地球温暖化、民族対立、各種資源の枯渇など人類の存続を脅かす難問が更に深刻化してきています。現代社会が直面している、これらの問題の本質を見極め、適切な解決方法を構想するためには、その基盤となる知識を深化、蓄積し、新たな知を創造することが不可欠です。北海道大学は、これらの世界の課題解決に貢献する人材の育成を目指し、2013年に文部科学省の支援のもと、博士課程教育リーディングプログラム「物質科学フロンティアを開拓するAmbitiousリーダー育成プログラム」を立ち上げました。このプログラムでは、物質科学の高度な専門性を備えると同時に、幅広い観点から多様な物事を俯瞰し、問題の本質を見極め、かつ高い倫理観を備えた、イノベーションを担うグローバルリーダーを生み出すことを目指しています。北海道大学は、開学150周年を迎える2026年までに自らを改革し、「知の拠点」としてイノベーションの創出や産学連携を推進し、また社会を改革できる人材を育成することによって、我が国の持続的発展に貢献する改革を着実に進めることを決意しております。本プログラムは、その改革の中核的役割を期待されており、かつて日本のフロンティアであった北海道の地から、アカデミック、企業、行政等の広範な分野で世界へと果敢に羽ばたく若者たちを、本学をあげて支援したいと考えています。皆様の一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

北海道大学の理念を体現するプログラムでよりよい世界を創るリーダーを育成します

博士課程教育リーディングプログラムは、我が国の大学院教育を21世紀の新たな課題の解決に向けて大きく転換させる革新的な教育プログラムです。北海道大学は、本学がもっとも強みをもつ領域の一つである物質科学の領域で、このプログラムを実施することになりました。エネルギー資源の枯渇、地球規模の災害や伝染病など人類が体験したことのない問題に直面している今、化学・生命科学・物質工学を基盤とする物質科学は極めて重要な研究分野です。その研究を進める皆さんは、「国際社会の難課題解決を目指し、高い倫理性と俯瞰力を持ち、リスクを恐れずに解決法を強靱な意志で実行するグローバルリーダー」となり、「世界を活躍の舞台として捉え、これまでの博士の枠を超えて産業イノベーションまでも視野に入れ、社会と国家の中核を担いつつ、物質科学におけるフロンティア創成」を目指します。このような教育プログラムは、「フロンティア精神」・「国際性の涵養」・「全人教育」・「実学の重視」という北海道大学の4つの基本理念に基づいて、「世界の課題解決に貢献する北海道大学」を具現化するものでもあります。本プログラムを修めた皆さんが、物質科学フロンティアを開拓する次世代Ambitiousリーダーとして、現在そして未来の地球規模の課題を解決し、よりよい世界を創り出すことに貢献してくれることを心から願っています。

未来を切り拓くための環境

本プログラムは、北海道大学大学院総合化学院、生命科学院、理学院、工学院、環境科学院のほか電子研附属社会創造数学研究センターが連携してカリキュラムを運用しています。その他学内6つの研究院、センター、学外の研究機関、企業とも連携して学際的な教育、研究を実施。さらには、学内人材育成支援組織である科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)、工学系教育研究センター(CEED)、人材育成本部、国際本部、フロンティア化学教育研究センター(FCC)の強力なバックアップによりグローバルリーダーを育成します。

担当する教員の詳細は、担当教員一覧をご覧ください。

本プログラムで獲得できるグローバルリーダーの5つの力

グローバルリーダーに必要な、圧倒的専門力、俯瞰力、フロンティア開拓力、国際的実践力、内省的知力の5つの力を獲得することを目指します。

知のフロンティアが育むこれからのグローバルリーダー

本プログラムは文部科学省の支援を受けてスタートした、5年一貫の大学院教育プログラムです。 エネルギー資源の枯渇、地球規模の災害や伝染病など人類がかつて体験したことのない問題に直面している今、化学•生命科学•物質工学を基盤とする物質科学こそが世界が抱える難題を解決する研究分野であることは疑う余地がありません。 1876年の札幌農学校設立以来、北海道大学は時代を切り拓くフロンティア精神をモットーとしてきました。強靭な意思でグローバルな課題=フロンティアに挑む、新時代のリーダーを目指す皆さんを歓迎します。

産業界も注目のグローバルリーダーとは

高い専門性を武器に世界をフィールドとしたプロジェクトを牽引し、チームの多様なメンバーをまとめて課題を解決に導くリーダーが求められています。本プログラムでは化学を中心に物質科学を分野横断的に学ぶとともに幅広い能力を養い、学位取得後には学術・研究機関だけではなく民間企業でも国際的に活躍する人材を育成します。

研究以外のフィールドでも即戦力となる博士を育成

北海道大学大学院「総合化学院・総合化学専攻」、「生命科学院・生命科学専攻」、「環境科学院・環境物質科学専攻」、「理学院・数学専攻」、「工学院・量子理工学専攻」に所属する大学院生が対象です。修士課程1年次夏に選抜試験を受けた後、主副指導教員とメンターの助言を受けながら5年一貫の教育研究カリキュラムを履修します。月15万円~20万円程度の経済支援、インターンシップ等での企業と連携した就職支援も充実しています。

先進の融合教育プログラム

プログラム生は、連携する組織、機関が提供する幅広い分野の講義を履修することができます。カリキュラムを通じて、異分野の研究者との意見交換、共同研究や技術指導を受ける機会を豊富に設定。横断的知識と考え方を備えた専門家を目指します。

研究を俯瞰する数理科学の視点を身につける

専門分野にとらわれない発想力を養うため、すべての現象の根底に流れる原理を解き明かす学問—数理科学の専門家がプログラム生の研究活動にアドバイスします。

〈化学+生命科学+物質工学〉で社会に貢献するエキスパートを目指す

研究分野の例 : 表面化学 化学工学 固体化学 高分子化学 触媒化学 錯体化学 生物化学 有機化学 光化学 機能性材料 応用数学 無機化学 電気化学 ゲル科学

科学技術と社会との効果的な関わり方を探る

様々なメディアを活用した研究アウトリーチの実践を通して、科学技術と社会の橋渡しをするスキルと倫理観を磨きます。北海道大学で10年以上にわたり科学技術コミュニケーションの教育・実践・研究を行っている科学技術コミュニケーション研究教育部門(CoSTEP)の教員と連携して指導にあたります。

分野の垣根を越えて化学の基礎から応用まで横断的に学ぶ

北海道大学大学院総合化学院は、社会の様々な課題に立ち向かう化学の専門家を育成するため、理学系と工学系の大学院化学教育組織を完全に融合して生まれました。これは日本における初めての試みであり、最先端の大学院化学教育組織として、大きな成果を生んでいます。本プログラムでは、総合化学院と他の学院との連携によって、物質工学、生命科学分野を含んだ広大な専門領域での教育・研究をカバーします。

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