2016
07.04

産学連携・キャリア教育科目を開講しています

PBL企業交流企業コンソーシアムキャリアマネジメント特別セミナー

産学連携・キャリア教育科目を開講しています

産学連携・キャリア教育科目「キャリアマネジメント特別セミナー」ならびに「企業コンソーシアム」は、博士課程の学生に早い時点から社会が求める博士像を考えてもらうためのコースです。産業界における博士は、特に海外の企業や団体との商談や技術交渉において、課長・係長といった職位を飛び越え専門家として尊重されます。もちろん圧倒的な専門力が前提ですが、大規模なプロジェクトへの参画が求められ、大きな成果につながります。企業内で修士卒との処遇面で差がなくても、実はチャンスの数に差があります。産業界、アカデミアそれぞれに進路は違うでしょうが、課題は何かを自ら発見し専門力を基礎に解決策を考え、人や組織をリードする点は共通です。産学連携・キャリア教育科目の両コースでは、産業界を志す学生にとっては実際の企業の技術開発事例、アカデミア志望者には学問的興味のほかに実社会から解決が求められる課題の存在を学ぶことができます。


「キャリアマネジメント特別セミナー」は、博士後期課程1年次前期に開講されます。博士後期課程1年次後期開講の「企業コンソーシアム」に先立ち、プログラム生5人1ユニットとなって課題設定力や異分野の知識を総合して課題を解決する力を養うことを目的としています。前半に講義、後半は事前に指定した分野の一般書籍から議論に足る基礎知識を得たうえで、ワークショップ形式のアクティブラーニングで授業を展開していきます。

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写真:(上)平成28年度2回目となるキャリアマネジメント特別セミナーの様子。
      講義を担当する七澤 淳客員教授(中央奥)。
   (中)5人1ユニットとなって議論するプログラム生。今回のテーマは「環境」。
   (下)事前学習した内容について発表している様子。

「企業コンソーシアム」は、少人数の課題解決型教育(Project Based Learning)形式で、産業界の抱える問題や課題に対して互いの専門分野から意見を出し合い、グループ全体で新たな価値を創造する提案を導き出していくプロセスを体得することを目標としています。各人の専門知識に加え、インターネット上の情報や関連する人や組織と接触して得た情報を駆使し、課題設定を行い解決法を提案します。中間検討会や最終発表会には、プログラム担当教員のほかに産業界で活躍中の連携企業のプログラム担当者も参加して、課題設定力と解決策提案力を評価します。

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写真:平成28年2月4日に開催された企業コンソーシアム最終発表会の様子。連携企業のプログラム担当者も参加して、課題設定力と解決策提案力を評価しました。

産学連携・キャリア教育科目のいずれのコースの知識と経験は、修了したその日から役立つとはいえません。しかしながら、本プログラムで育まれた人的ネットワークとも相まって、社会人としての経験を5年、10年と重ね責任の範囲が広がるにつれて、その学びは生きてきます。

報告:七澤 淳(リーディングプログラム客員教授 産学連携プログラム担当)
構成:リーディングプログラム事務局

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